塩害が建物にもたらす影響とは?

query_builder 2024/05/15
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「塩害」とは、塩分が作物や建物にもたらす被害のことです。
塩害に見舞われた建物には、どのような影響が現れるのでしょうか。
今回は、塩害が建物にもたらす影響について解説します。
▼塩害が建物にもたらす影響
■ひび割れや剥落が起こる
コンクリートで建物を建造する場合、内部には鉄筋が用いられています。
塩害によってさびた鉄筋は体積が膨張し、内側からコンクリートを圧迫するのが特徴です。
その結果、コンクリートにひび割れや剥落が起こります。
建物全体に塩害が広がると、建造物が一気に崩落する危険性もあるでしょう。
■建物が腐食される
建物には数多くの金属が使われていますが、水に触れると酸化反応を起こす性質を持っています。
酸化反応によって生じるサビにより、建物が腐食される可能性が高いです。
特に塩害の影響でさびやすい鉄を多く使用している建物は、リスクが高いと考えられます。
■漏電のリスク
建物の内部には送電線ケーブルが通っており、絶縁部に塩分が付着すると漏電のリスクが高まります。
これは、塩水が電気を通しやすい性質を持っているためです。
ケーブルには保護用のカバーがかけられていますが、塩害によってカバーが剥がれることも少なくありません。
むき出しのケーブルから漏電すれば、火災のリスクが高まる恐れもあります。
▼まとめ
塩害は、ひび割れや剥落・建物の腐食・漏電などの影響があります。
建物の崩壊や火災につながる可能性が高いため、塩害には十分な対策が必要です。
『株式会社フジミクレ』には、1級技能士が多数在籍しております。
東広島市で塩害に関して不安をお感じの際は、当社へお気軽にご相談ください。

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